ミント / mint

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ミントは、非常に古い文化的な植物です。葉や、花のついた枝と葉から採れるエッセンシャル・オイルが使用されます。ミントは、濃い緑色の葉と、風味、独特の香りを持っています。


栽培のための気候の特徴:


ミントは温暖な気候でよく育ちます。十分な降水量と、日差しの多い天候を好みます。ミントはどんな土地でも育ちますが、土に通常レベルの湿度が含まれていることが条件となります。

ミントの原産地は中央ヨーロッパとアジアとされており、非常に多様性に富み、分布範囲もとても広いです。そのほとんどが中央ヨーロッパとアジアに広がり、90種ほどの種類があるミントは、トルコでは7種12分類の分布が見られます。


使用分野と効果:



ミントは古来より、フライやスープ、サラダ他様々な料理、アペタイザー、香りづけや風味料などに使われてきました。そのため、トルコでは人々は家の庭やプランターなどで少量でもミントを育てています。解毒作用の他に、その香りによってネズミや害虫被害の予防に使われたりもします。

今日でも、ミントは民間療法に活用されています。主に、消毒薬、冷却剤、活力増進剤、鎮静剤、ガス排出や吐き気止めなどの特徴があります。数多くの医薬品製造に、また砂糖菓子や歯磨き粉、ガム、石鹸、香料製造で原料として使われています。ミントのエッセンシャル・オイルは、トルコではレモンのエッセンシャル・オイルの次によく使われます。

ミントは、お茶のように煮出すとしゃっくりを止めます。ミント水は、お酢と合わせて飲むと血痰を止めます。気分が悪い時に噛むと気分がすっきりします。止血作用もあり、黄疸にも効きます。潰して舌にマッサージすると吃音に効果があるとされています。


ミント・レモン・ティーの作り方




材料
レモン        1個
ドライ・ミント     大さじ1.5


作り方
レモンを洗って皮を剥かずに4つに切り、コーヒーポットに入れます。ドライミントをレモンの上から投入します。コーヒーポットいっぱいに水を入れ、火にかけます。沸騰したら火を弱め、5-10分蒸らして完成です。